タイの首都バンコクで高架鉄道BTS(スカイトレイン)を運行するBTSグループホールディングスは、インドネシアの首都ジャカルタで建設計画が再開されたモノレールの運営に参加することで、同モノレールの事業者であるPTジャカルタモノレール(ジャカルタモノレール社)と合意しました。BTS社が8日付で発表しているほか、バンコク・ポストが10日付記事で報じています。
(BTSグループホールディングスの発表、バンコク・ポストの当該記事)
発表と記事によると、ジャカルタモノレールは14.3kmと14.7kmの2路線を建設し、2016年に運行を開始する計画で、建設費は約8億USドル。BTSは開発・運営の戦略的パートナーとして協力関係を結び、開業後40年間の運行・メンテナンスを行うとされています。
バンコク・ポストの記事によると、BTSはベトナム・ホーチミンで計画されている都市鉄道2路線の運営についても参入を目指しているとのことです。